お客様の共走経験や培った絆をご紹介します

Story with Partner:01『 共走は 、旬を届けるパートナー』

柴海農園 [千葉県印西市] 代表 柴海祐也さん
畑の総面積は約10ヘクタール、スタッフを20名ほど抱え、約60品目の野菜を有機栽培で育成
野菜セットの直販や加工食品の製造・販売、直営レストランの運営など、常に挑戦し続ける新進気鋭のお客様

旬の野菜を旬の時期に届けたい

夏は茄子やオクラ、ピーマン、冬はキャベツ、ブロッコリー、里芋など、旬の野菜を有機栽培で育てる柴海農園様。
その農園の代表を務める柴海さんとの出会いは、共走の創業間もない2009年まで遡ります。当時21歳だった柴海さんは勤務していた都内のレストランを退職し、農家を営んでいた両親の畑の一部を借りて有機農園を始めたばかりでした。「関東ローム層の柔らかい土を利用し、旬の野菜を旬の時期に当たり前のように届けたいという思いで独立したんです。露路物の野菜は厳しい自然環境にさらされることで、生命力が増し、栄養価も高まります。風にあたることで香りも一段と強くなりますからね」と柴海さん。「とはいえ、たとえば、アンデス原産のトマトなどは日本の雨の多い気候は適していません。また、農業経営を安定させるためにも、独立当初からビニールハウスが最低1棟は必要だと考えていたんです」と当時の様子を振り返ってくれました。そんな時、共走からの営業の電話が掛かってきたそうです。

何でも言い合える雰囲気がすごく良かった

営業の電話は普段すぐ切るんですけどね。
自分と同じくらいの年齢だし、実績はないけれど、ここなら一生懸命に対応してくれそうだと直感で思ってしまったんです。
見積りの提出も早いし、打ち合わせで何でも言い合える雰囲気もすごく良かった。
「これが親以上に歳の離れた施工会社の担当者だと、こちらの要望があっても言い出しにくくて。栽培施設に関してはとことんこだわりたいと思っていましたし、
新しいことにもどんどん挑戦したい性格だからこそ、一緒に長くやっていけそうなパートナーを探していたんです。“共走”という名前もいいですよね」と私たちを選んでくださった理由を教えてくださいました。

どう活用し、どう稼ぐかまで共有できる

その後も柴海農園様と共走のパートナー関係は続き、2024年現在、7棟のビニールハウスを建設しました。
「やっぱり、コミュニケーションの取りやすさは、共走さんの大きな魅力ですね。農家にしたらビニールハウスは大きな投資です。もちろん、パイプを太くし、本数を増やせば強度が増すことはわかっていますが、その分、建設費用も高くなってしまいます。そのビニールハウスをどう活用し、どう稼ぐかという所まで事前にしっかり会話し、資材や仕様の詳細を決めていきたいんです」
とコミュニケーションの重要性について話してくれました。さらに、建設後のコミュニケーションについても触れていただきました。
「台風でビニールハウスに被害が出た時もすぐ張り替えに駆け付けてくれましたし、お客様を招いての体験イベントなどにも担当者が顔を出してくれます。社名通り、共に走るパートナーですね」とうれしい言葉をいただきました。

 

モノの価値より、パートナーの価値

最後に柴海農園様の今後の展望と共走へのご要望を伺うと、
「私たちの農園や活動をきっかけに、新たに農業を始める人を増やしたいでね。実際、独立を目指して柴海農園に就職して独立した人もいます。多品種少量栽培の有機農園は緻密な計算と体力を求められますが、やり方次第ではもと面白くなるはず。私たちも前例にとらわれたくないし、業界に新しい風も吹き込んでいきたい。共走さんとはそういう挑戦も一緒にできるパートナーとして、これからもお互いの強みを活かし合っていきたいですね」と柴海さんは答えてくださいました。私たち共走としても、有機栽培の豊富な知識と経験を持ち、新しいことに挑戦し続ける柴海農園様はお客様というより、共に農業の未来を創るパートナーとして心強い存在です。実際、私たちの別のお客様の農業プロジェクトに協力していただいています。「モノの価値より、パートナーの価値。そこが共走さんを選んだ一番の理由です。農業以外のつながりも期待していますし、これからもよろしくお願いします」という柴海さんの熱い言葉に、私たちも一緒に農業をもっと面白くしたいと改めて決意を固くしました。

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40歳で自身も新規就農に挑戦し、ヨーロッパや東南アジアから多肉植物を輸入し栽培する。その品種は1,000以上。緑や赤、青の多肉植物がビニールハウスを彩る。

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小田急線と東急田園都市線に囲まれた立地を生かし、採れたての完熟イチゴを、地元の方々を中心に販売。イチゴ狩りの実施や農園内にパティスリーも併設し、地産地消の食生活の実現を目指している。