お客様の共走経験や培った絆をご紹介します

Story With Partner:03『共走は、農業ビジネスを導いてくれる存在。』

Slow Farm [ 神奈川県川崎市]代表 安藤圭太さん。
小田急線と東急田園都市線に囲まれた立地を生かし、採れたての完熟イチゴを、地元の方々を中心に販売。
イチゴ狩りの実施や農園内にパティスリーも併設し、地産地消の食生活の実現を目指している。

完熟イチゴを、いちばん美味しい時に

都心までの交通の便もよく、自然も豊か。
そんな川崎市麻生区でイチゴ農園を経営しているのがSlow Farm様です。露路野菜を中心に農家を営んできた両親の後を継ぎ、2019年からはイチゴ農家として歩み始めました。
「都市近郊の特長は、消費者が近くにいること。その利点を活かせるのは、追熟がない“イチゴ”だと考えました」と安藤さん。
追熟によって美味しさが増す作物は、遠方から出荷しても美味しさはそのままですが、イチゴは追熟しないため、出荷するとなると完熟前に収穫しなければならず、味に差が出やすいとのこと。「でも、消費者が近くにいるこの地だったら、いちばん美味しい状態で、直接届けられる。そこで私たちは農園でのパック販売とイチゴ狩り、さらに農園併設のパティスリーを中心にビジネスを展開しています」。そんなイチゴの栽培に欠かせないのが、ビニールハウスです。共走との出会いは、どんどん規模が拡大し、3 棟目のビニールハウスの建設を検討していた時期だったと話します。

一緒に相談しながら、細部を詰めていけた

「最初は既存のハウスメーカーさんに相談して見積りを取っていたのですが、ちょうど資材価格が急激に高騰したタイミングだったこともあり、すごい金額になってしまって。
そんな時に、共走さんから突然電話が掛かってきたんです。はじめは聞いたことがない社名だったので怪しいなと思っていたのですが(笑)、すぐに来てくれて。
質問に細かく答えてくれるだけでなく、私が知らないこともいろいろと教えてくれて一気に印象が変わりました」。また、実際に共走が建設したイチゴ農家様のビニールハウスを
見学いただいたことも安心感につながったと安藤さんは話されました。「他社メーカーはコストが高いぶん、もちろん高機能だったのですが、私たちにとっては少しオーバースペックだったこともあり……。
共走さんの事例を見ながら、一緒に細部を詰めていけたのもありがたかったですね」と、対応面とコスト面、どちらにおいても納得いただき、共走に決めたとの話でした。

思わぬアクシデントにも、 スピーディに対応

ただ、できるだけコストを抑えるために、施工は分割発注にしたのだと安藤さん。「これが、本当に大変でした。独立基礎の施工は別の業者にお願いしていたのですが、梅雨で雨が続いてしまって。一帯に溜まった泥水を、自分たちでひたすら掻き出しても間に合わず、まったく作業ができないまま日が過ぎていきました。
当然、お願いしていた職人さんたちも次の現場に行かなければならず、頭を抱えた私は共走さんに相談しました。
すると、すぐに職人さんを手配し、予定になかった作業も急遽やってくださったのです。しかも、皆さんテキパキと仕事も早い。
そのおかげで、スケジュールが大幅に遅れてもおかしくない状況だったのに、予定通り定植の日を迎えられ、感謝しています」と当時の様子を振り返ってくださいました。

建設後も、 知識と経験でサポートし続ける

なんとか無事に完成した3棟目。通常、ビニールハウスは南北の方向に建てることが一般的ですが、立地とコストの都合上、3棟目は東西での建設となりました。
「セオリーとは異なる中で、いかに最適な栽培環境を整えられるか。今もなお、試行錯誤の最中です」と安藤さん。
日々出てくる課題に対しても、「共走さんからの様々な提案が役に立っている」とうれしいお言葉。「私たちの状況や課題を理解し、最適な資材を提案してくださるのがありがたいですね。そんな知識と経験の豊富さは、様々なエリアで様々な種類のお客様と向き合っている共走さんだからこそだと思います」。
“建てて終わり”ではなく、お客様のビジネスに寄り添う。そんな姿勢も評価いただいているようです。

農業経営者との出会いが、 ビジネスをより良い方へ

さらに安藤さんは「共走さんは、ただのハウスメーカーではないんです」とおっしゃってくださいました。
「共走さんが実施する『共走会』は、日本のトップランナーとも呼ばれる農業経営者が集まる場。土壌や肥料の話から、経営や従業員の育成の話など、農業ビジネスに関する多種多様な話が繰り広げられ、貴重な情報交換の場になっています。そんな風に経営者同士をつないでくれるのも、共走さんの魅力だと思いますね」。
最後に、SlowFarm様の展望を伺いました。「私たちが目指すのは、その土地で採れた旬のものを、その土地で楽しむといった、豊かなライフスタイルの実現です。将来は、このコンセプトを別の都市や世界にも広げ、私たちのイチゴでより多くの食卓を豊かにしていきたい。そんなビジネス展開の道のりにおいても、ぜひ共走さんの力をお借りしたいです」。安藤さんの期待に応えられるよう、農業ビジネスへの支援にも力を入れていきたいと思います。

関連記事

Story with Partner:01

Story with Partner:01の画像

Story with Partner:01『 共走は 、旬を届けるパートナー』

柴海農園[千葉県印西市 ]
『 共走は、旬を届けるパートナー。』
代表、柴海祐也さん。畑の総面積は約10ヘクタール。スタッフを20名ほど抱え、約60品目の野菜を有機栽培で育成。野菜セットの直販や加工食品の製造・販売、直営レストランの運営など、常に挑戦し続ける新進気鋭のお客様。

Story With Partner:02

Story With Partner:02の画像

Story With Partner:02 『世界へ。新たな挑戦を共に。』

今井カクタス [千葉県君津市]代表 今井基浩さん。
サボテン栽培を営むご両親のもと、サボテンに囲まれて育つ。
40歳で自身も新規就農に挑戦し、ヨーロッパや東南アジアから多肉植物を輸入し栽培する。その品種は1,000以上。緑や赤、青の多肉植物がビニールハウスを彩る。