お客様の共走経験や培った絆をご紹介します



Story With Partner:05『新しい農業の未来を、ともに拓く』

株式会社岩原果樹園代表岩原行彦さん

株式会社岩原果樹園[山梨県北杜市]代表 岩原 行彦さん
5haもの農地で、さくらんぼと西洋梨、葡萄、桃、和梨と複数の品目を扱う。
果樹園を経営しながら、若手の挑戦を支え、農業の未来を切り拓く実践派経営者です。

雑談から広がった、農業の未来と共走の関係

「最初は、何か具体的な相談があったわけではなかったんです」
共走と初めて接点を持ったのは、今から数年前。農業施設の相談ではなく、ただ「面白そうな人がいる」と紹介され、ふらりと訪れた土岐代表との会話がすべての始まりでした。
農業の業界について、未来を語り合う時間から始まった関係は、やがて施設施工や教育事業へと広がっていきました。

株式会社岩原果樹園代表岩原行彦さん

100点じゃなくても、信頼は築ける

山梨県北杜市の果樹園施工

岩原さんが共走に初めて施工を依頼したのは、果樹園の承継を見据え、新たな品目や施設導入を検討していたタイミング。

農業資材は、全部一品もので、将来の展望や、地域の特性―そういう細かい要望に、きちんと応えてくれるかどうかが決め手で、数ある業者から共走を選んでくださいました。
コンクリートの厚みや構造の仕様などの細かい質問に対し確実に答える技術部門。お客様との約束をちゃんと守るという営業。そんな弊社の対応を「当たり前のことだけど、それができる人って、信頼できますよね」と評価してくださいました。

「人間のやることに100点はない。でも、失敗したときのリカバリーが早い。それが、長い目で見たときの信頼感につながりました。」施工後も、仕様通りの仕上がりに満足しつつ、万が一の不具合にも迅速に対応してくれる姿勢に信頼を感じ、これ以降の施工もすべて弊社に任せてくださいました。

教科書にない農業を教える場所

岩原さんの果樹園には、農業を志す若者たちが集まってきます。
「うちは独立歓迎。来たら必死でやりなさい」現場での実践を通じて、堆肥の使い方や地域に合った施設設計など、教科書にない知識を伝えていく。一人ひとりの背景に向き合いながら、農業の未来を担う人材を育てる。岩原さんの果樹園は、挑戦する若者の学び舎にもなっていました。

山梨県北杜市の果樹園施工

未来の農業と新規就農者への道しるべ

山梨県北杜市の果樹園施工

「まず、どうしてもやらなきゃいけないこと。それは、新規就農者を黒字にすること」

岩原さんは、農業の未来を語る上で“黒字経営”の重要性を繰り返し強調していました。自分ひとりで働いて収量を上げる“プレーヤー型”もあれば、自らも作りながら人を育て、組織をマネジメントする“プレイングマネージャー型”もある。しかし、これからの時代は、後者こそが、次の世代に農業を教え、雇用を生み、地域に根づく力になる。
かつての“スポ根”のような精神論では、若者は育たない。だからこそ、経営と栽培の両輪を学び、実践できる人材が必要だと岩原さんは語ります。
「農業は1年に1回しか収穫経験ができない。だから若いうちから始めないと、年数が足りない。まずは自分が儲けること。そして、その儲ける姿勢を次の人に伝えること。それが農業の教育なんです」

黒字経営者が集まり、実践的な知識と技術を共有する『共走会』

これは、岩原さんと共走でともに開催するようにしたイベントです。
将来的には、それを農業を志す若者や新規就農者が集い、学び、未来を描く場にしていきたい。
「共に走る」という理念のもと、岩原さんと共走は、農業の“人づくり”と“仕組みづくり”を同時に進めています。
その先にあるのは、黒字で持続可能な農業。そして、地域に根ざした新しい暮らしです。

 

 

 

農業経営⽀援・教育 |次世代の農業及び人材の育成を行います

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農業経営支援/教育事業

園芸施設などの施工を起点に、お客様の農業経営を幅広く支援します。
また、お客様どうしの 情報交換や人脈形成のためのネットワーク構築、次世代の農業及び人材の育成にも力を入れています。

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